KPIマネジメント導入プロジェクト / 経営者宿題

経営戦略 決定ワークシート

経営の究極の舵取り ― 弱み(元強み)をすてる

KGI(最終目標)を定める前に、まず会社の「方針」と「戦略」を経営者が決める場です。ここで決めた枠組みを、幹部が戦術・KPIへと落とし込みます。3つのステップを埋めて印刷し、次回検討会にお持ちください。

STEP 1

全社の目標数字と方針を決める

まず社長が「どこへ向かうか」を数字と言葉で示します。前年実績を起点に、まず利益目標を置き、そこから必要売上・コストを逆算する考え方で構いません。

基本情報

① 全社目標数字 KGIの土台

利益から逆算します。単位は全て同じ(千円 or 百万円)で揃えて数字のみ入力してください。

1前年実績を記載する
前年 利益率
2今年の目標利益を決める
3利益率の方針を選び、必要売上を逆算する

前年比 改善幅
必要 売上高
目標利益 ÷ 目標利益率
必要 売上 伸び率
前年からの増減
利益の伸び率
参考

戦略基本方針 6軸 方向づけ

6つの軸で、自社が今どちらへ舵を切るかを示します。中央=どちらとも言えない/未決。極端でよいので「社長の腹づもり」を置いてください。

STEP 2

事業ごとに「何を → 誰に」の戦略を決める

既存ビジネスでは、商品と顧客の組み合わせは既にできています。だからここでは、事業ごとに「どの商品群を伸ばすか/維持するか/たたむか」を決め、それを「どの顧客セグメントに向けるか」を対にして考えます。伸ばすと決めた商品群に、伸ばす顧客セグメントを噛み合わせるのが狙いです。

戦略の流れ事業 → 商品群(何を:伸ばす/維持/たたむ)→ 顧客セグメント(誰に:伸ばす/維持)
2-A
まずSWOTを書き出す 強み・弱み・機会・脅威を、思いつくままに列挙する

SWOT(単体) まず発散

整理はまだしません。内部(自社の強み・弱み)と外部(市場の機会・脅威)を、箇条書きで自由に出します。次の2-Bで、これを3Cの視点に振り分けます。

S|強み内部・プラス
W|弱み内部・マイナス
O|機会外部・プラス
T|脅威外部・マイナス
2-B
3Cの視点に振り分ける 2-Aで出した項目を、顧客(市場)・競合・自社に整理し直す

3C×SWOT 整理・収束

2-Aで書いた強み・弱み・機会・脅威を、「これは顧客の話か/競合の話か/自社の話か」で振り分けます。振り分けの過程で見えてくる抜けや重複が、判断の材料になります。

上の2-Aは参考として下に表示されます。プラス=追い風、マイナス=向かい風。自社のプラスが「強み」、マイナスが「弱み」に対応します。
顧客(市場)競合自社
プラス要素追い風
どちらとも
言えない
マイナス要素向かい風
2-C
事業ごとに商品群と顧客セグメントを決める 事業が1つでも構いません
STEP 3

各部門の目標と期待を決める

STEP1・2で決めた方針を、部門の言葉に翻訳します。「方針の確認 → 各部門への期待 → 部門目標」の順で、上から下へ落とし込みましょう。ここが、幹部がKPIを設計する出発点になります。

3-A
方針を確認する STEP1・2で決めたことを見渡してから、部門へ配る

ここまでの決定事項 自動集約

下の「伸ばす/たたむ」を、どの部門が担うのかを次で割り当てます。

3-B
各部門への期待を決める 「伸ばす/維持/たたむ」を、その部門が何をすることに翻訳するか

部門ごとの役割・期待

部門を挙げ、STEP2の判断のうちその部門が担うものを選び、社長として期待する動き・変化を書きます。最後に今期の定量目標を置きます。

3-C
全体を見渡す 方針と部門割り当ての整合を最終確認する

すて伸ばし 一覧 担当部門つき

入力内容は自動保存されません。作業を中断・再開するときは、下の「データを保存(Excel)」で ファイルに書き出し、次回「データを読み込む」で取り込んでください。
経営者に見せる・配布するときは「印刷 / PDF保存」をお使いください。
データはExcelファイルで保存・読み込みします