戦略設計ツール商品群 × 顧客セグメント / 単一事業・垂直統合・B2B卸

未保存の変更なし

前段の情報整理SWOT・フェーズ0a

戦略を組む前に、自社と市場を一度ぜんぶ書き出します。ここは発散だけ。整理はしません。書いた内容は「書いて終わり」にせず、この後の全体方針・登録・AIの壁打ちに繋がります。

この画面ですること
  1. 強み・弱み・機会・脅威の4欄に、思いつくまま書き出す(箇条書きでOK)。
  2. 正しさよりを優先。ここは発散、整理は後の画面でやります。
  3. 書けたら下の「次へ」で⓪ 全体方針へ進みます。

強み・弱み・機会・脅威

内部(自社の強み・弱み)と外部(市場の機会・脅威)を、思いつくまま挙げてください。

S|強み

内部・プラス|加工技術、中国拠点、顧客基盤、立地…

W|弱み

内部・マイナス|不足、かつては強みだったが今は足かせ…

O|機会

外部・プラス|需要、規制、競合撤退、新技術…

T|脅威

外部・マイナス|需要減、値下げ圧力、新規参入…

ここで書いたことが、後ろで効く3か所

  1. 全体方針5軸の根拠:次の画面で軸を振り切るとき、このSWOTを脇に表示。「強み=自社加工の提案力」が軸を振る根拠になる。
  2. 壁打ちAIの前提:AIに毎回このSWOTを渡す。「脅威に値下げ圧力を挙げたのに、価格重視層に主力を当てるのは整合的か?」と、自分の言葉を引いて問える。
  3. 代表顧客検証からの逆流:後の検証での気づきをここに返せる。「脅威と思っていた層が、実は安定供給を求める機会だった」と最上流の認識を更新できる。
🧭 壁打ちAI(SWOTへの問い)
4欄をある程度書いてから「書き出しに問う」を押すと、見落としがちな観点や、強み・弱みの裏返し、機会と脅威の取り違えなどを問い返します(答え・追記はしません。埋めるのはご自身です)。

全体方針5軸・フェーズ0

会社の方向を、5つの軸で振り切って宣言します。「どちらもそこそこ」ではなく、寄せる。ここで決めた方針が、この後のセル判断で「なぜそのセルを捨てられるのか」の土台になります。

この画面ですること
  1. 5本のスライダーを、どちらかの極に寄せて会社の方向を宣言する。
  2. 中央のままは「決めていない」。迷っても、あえて振り切るのがこの画面の狙い。
  3. 寄せ終えたら「次へ」で① 登録へ進みます。

振り切りに込めた考え

特に大きく振った軸について、その理由を書いてください。この宣言文もAIの壁打ちに渡り、下流の問いを具体にします。

商品群・顧客セグメントの登録フェーズ2

マトリクスの行と列になる、商品群と顧客セグメントを登録します。入力欄は空から始めます。切り口の例は参考までに畳んであります——コピーせず、自分の言葉で切ってください。

この画面ですること
  1. 商品群を登録:名前+役割(主力/利益/入口 など)+時間軸(育てる/維持/撤退)。
  2. 顧客セグメントを登録:名前+切り口メモ+育成可能性(高/中/低)。
  3. これがマトリクスの行と列になります。数個ずつでOK。揃ったら「次へ」で② マトリクスへ。

A商品群(役割 × 時間軸の二層タグ)

役割(現在)は主力/準主力/利益/入口/補完/その他から選べます(説明は選ぶと出ます)。時間軸(将来)=育てる/維持/撤退。両方そろって初めて「意思のある接続」になります。

💡 商品群の切り口を考えるヒント
「どう切ると、当て方の違いが見えるか」で切ります。次の観点が手がかりです:
利益構造で切る:自社加工品 / 調達転売品(利幅の出方がまるで違う)
価格帯で切る:国産高付加価値品(大島石など) / コスト競争力品(中国拠点調達)
用途で切る:墓石 / 建築 / 造園 / モニュメント
供給の仕方で切る:受注加工 / 在庫販売
問い:その商品群は、他とは「稼ぎ方」や「顧客への当たり方」が違いますか? 違わないなら、分ける意味は薄いかもしれません。
※ これは埋まった選択肢ではなく、切り口を思い出すためのヒントです。自分の言葉で書いてください。

B顧客セグメント(自分の切り口で分ける)

セグメントは自分の言葉で切ります(地域・チャネル・深さに限りません)。「取引の深さ」で切るなら、取引額ではなく「その石材店の販売力を自社が育てられるか(育成可能性)」で測るのが一つの手です。エンド(施主・寺院)が見えるほど、後の空白セルの判断精度が上がります。

💡 セグメントの切り口を考えるヒント
「当て方を変えるべき顧客の違い」で切ります。次はよく使う切り口です:
地域で切る(商圏・輸送コストが変わる)
チャネルで切る(建築・造園に強い店/墓石中心の店 等)
取引の深さで切る(育成可能な大口 / 価格重視)=育成可能性で測る
エンド用途で切る(寺院向け/個人施主向け/公共 等)
関係の性質で切る(長年の主力先/新規開拓先/休眠先)
問い:その2つの顧客グループは、当てる商品や売り方を「変えるべき」ほど違いますか? 同じ売り方でよいなら、分けなくてよいかもしれません。
※ 軸は1つに絞ってセグメント化。後の検証で切り直すこともあります。「切り口」欄に何で切ったかを書いておくと、後で見返せます。
🧭 壁打ちAI(切り口への問い)
商品群・セグメントをいくつか登録してから「切り口に問う」を押すと、粒度のばらつき、切り口の重なり、当て方が変わらないのに分けていないか等を問い返します(分類や名前の代筆はしません)。

マトリクス入力フェーズ3

商品群×顧客セグメントの接続を、商品起点で組みます。「この商品群を、どの顧客セグメントに当てているか/当てたいか」を埋めてください。各セルはタップで「なし → 弱い → 主力」と切り替わります。

この画面ですること
  1. 各セル(商品群×セグメント)をタップして接続の強さを決める:なし(0)→弱い(1)→主力(2)。
  2. 「今どうか」だけでなく「こう当てたい」も含めて構いません。
  3. ひととおり埋めたら「次へ」で④ セル判断へ。空欄は接続なし(0)として扱われます。
なし(0) 弱い(1) 主力(2) ※ セルをタップ/クリックで切替(キーボードは Enter・Space)

セル三分類機械補助+人が確定・フェーズ4

「選ぶ・捨てる」が生まれるのは、空白・過密・不整合の3種類のセルです。アプリはこれらの"候補"を印で提示しますが、分類を確定するのは経営者です。機械は見落としを防ぐだけ、判断は人が下します。

この画面ですること(★分類を確定しないと⑤に進めません)
  1. マトリクスで、右上に「過密?/空白?/不整合?」の候補印が付いたセルを探す。
  2. そのセルをクリックし、下のパネルで①分類チップ(過密/空白/不整合)を押して確定する。候補印はあくまで機械の提案で、押すまで確定されません。
  3. 続けて②意思決定(新規で攻める/深掘る/分散/是正/捨てる 等)を選び、必要なら③理由を書く。
  4. ここで分類を確定したセルだけが、次の⑤ 代表顧客検証に並びます。
過密の候補しきい値:1セグメントに「主力(2)」が 件以上で過密候補
空白?有望顧客に当てる商品群がない 過密?主力が同一顧客に集中=依存リスク 不整合?役割タグ×セグメント特性の不一致 右上=機械の候補/左上=人が確定した分類
上のマトリクスからセルを選ぶと、ここで分類と意思決定を確定できます。

代表顧客検証往復1周・フェーズ5

分類した重要セル(過密・空白・不整合)に、代表となる石材店を1〜2社、実名で紐づけて検証します。全部の顧客ではなく、代表性で確かめる。具体の顧客で見ると、セグメント(平均の世界)が隠していた事実が出ます。

この画面ですること
  1. 前の画面で分類を確定した重要セルが並びます(空なら④に戻って分類を確定)。
  2. 各セルに代表となる石材店を1〜2社、実名で紐づけ、検証メモを書く。
  3. 検証はセグメント定義への気づきまで。往復は1周のみ。終えたら「次へ」で⑥ 選ぶ・捨てるへ。

セグメント定義へのフィードバック(軸の再設計)

検証で「セグメントの切り方が違った」「深さの規定要因は価格ではなく供給安定だった」など気づいたことを記録します。これは最上流のSWOTや軸の見直しに繋がります。

選ぶ・捨てるの確定フェーズ6

戦略の本質は、全部を均等に狙わないと決めることです。捨てるセルを明示できて初めて戦略になります。ここまでの各セルの意思決定を一覧で確かめ、捨てる場所がはっきりしているかを判定します。

この画面ですること
  1. 各セルの意思決定が残す/捨てる/未定で一覧表示されます。
  2. 「捨てる」が1つも無いと、まだ戦略になっていません。④に戻って捨てる場所を決めます。
  3. 捨てる場所が明示できていれば「次へ」で⑦ 定量KGIへ。

各セルの意思決定

意思決定はセル判断(④)で設定します。ここは確認と、捨てる判断の理由の最終チェックです。変更が必要なら ④ に戻ってください。

保存・出力

ここまでの戦略設計を Excel に保存できます。実名の代表顧客もそのまま含まれます。配布するかどうかは経営者の判断に委ねられます。

定量:KGI逆算 → マトリクス割り付けフェーズ7

ここまで決めた戦略が、数字として成立するかを確かめます。まず利益から必要売上を逆算し(利益が先、売上は結果)、その売上を「攻める・深掘る」と決めたセルに構成比で割り付けます。捨てたセルは自動でゼロです。

この画面ですること
  1. 目標利益と原価条件を入れ、必要売上を逆算する(利益が先、売上は結果)。
  2. その売上を、攻める・深掘ると決めたセルに構成比(%)で割り付ける。合計100%が目安。
  3. 無理な伸び率が出ていないか確認し、「次へ」で⑧ 全体レビューへ。

1全社KGI逆算(利益が先、売上は結果)

前年実績を起点に、まず今年の目標利益を置き、利益率の方針から必要売上を逆算します。単位は揃えてください(例:百万円)。

必要 売上高 = 目標利益 ÷ 目標利益率

2必要売上をマトリクスに割り付け(構成比%→金額自動換算)

「攻める・深掘る」と決めたセルに構成比(%)を入れます。金額は自動換算されます。捨てたセルは割り付け不可(グレー)。各セルには前年構成比からの伸び率が出て、過大なら赤で警告します。

前年構成比(%)は、各セルの下段に薄く入力欄があります(伸び率の算出に使います。任意)。
🧭 壁打ちAI(役割タグ×配分の整合)
「配分について問う」を押すと、必要売上の伸びと各セルへの配分(特に入口商品への依存や過大な伸び率)が整合しているかを問い返します(答えは出しません)。

全体レビュー定性×定量・フェーズ8

最後に、ここまでの戦略を通しで見ます。各画面のAIが「その場」を問うのに対し、ここは全体を俯瞰し、方針と選択・捨てる判断と数字・SWOTと戦略が噛み合っているかを突き合わせます。

この画面ですること
  1. ここまでの全体がダイジェストで表示され、噛み合わせのズレが問いとして挙がります。
  2. 気になる点は前の画面に戻って直す。整ったら「💾 データを保存(Excel)」で書き出す。
  3. 配布・提示は「印刷 / PDF保存」を使います(自動保存はされません)。
このレビューは評価も点数も修正案も出しません。定性(誰に何を/選ぶ・捨てる)と定量(KGI・割り付け)を突き合わせ、食い違いを「問い」として返すだけです。答えを出すのは経営者です。
ここまでの要点だけをAIに渡します(全データは渡しません)。答えではなく問いが返ります。
🧭 全体レビューの問い
これは問いであって評価ではありません。気になった問いは、各画面に戻って考え直せます。

保存・出力